仮面ライダー555 Vol.13
前の更新から2週間もあけてしまいましたが・・・
その間に見てたのがコレ。
全13巻+映画版で14本。
うまい具合にというか、間の悪いことにというべきか、TSUTAYAが8月いっぱいまで『
レンタル1本100円!』なんてのをやってやがったのに後押しされ、ほぼ1日1巻ペースで見つづけてしまった。
ナニやってんだオレw
いわゆる『
平成ライダー』については、『
仮面ライダー剣』を放送してた何年か前からクセになって、『仮面ライダー剣』・『仮面ライダー響鬼』『仮面ライダーカブト』と見つづけてしまっていまして。
そうなると、見てないけど面白いと評判の『555』・『アギト』・『龍騎』とかも、気になってしょうがない性分のオレ。
業が深いというかなんというか・・・
オレ自身が、覚えていないほど小さい頃。
当時『仮面ライダー』(勿論初代)に夢中だったオレは、ライダーの真似をして、背の高いテーブルによじ登り、
「
へんしん!とおっ!」
と飛び降りて遊んでたらしい。
着地に失敗して右腕を骨折したらしい(ノ∀`)
なにか呪いのようなモノを感じるw
それはともかく。
『仮面ライダークウガ』に始まった所謂“
平成ライダー”。
若手イケメン俳優の起用、子どもと一緒に番組を見る大人の鑑賞にたえるストーリーがその特徴と言われてるわけですが、この『
555』は特にその“大人の鑑賞にたえるストーリー”という部分が強く・・・
というか、もはや子どもなんて意識してないだろこの話。
実際、ドラマとして見ててかなり面白かったです。
個々の登場人物の葛藤、入り組む人間関係、急転するハナシの展開とじわじわと明かされる様々な謎。
しかし。
話の完成度はカナリ高いと思うんだが、いかんせん、そうなるとどんどん『子ども向け』ではなくなるジレンマ。
いっそ完全に大人向けに!ってすると、取れるワクは1〜2クールぐらいになっちゃうだろうし・・・今の日本のドラマで、30分とはいえ、これだけ長大な話つくれるワクなんて仮面ライダーくらい(まぁ、戦隊モノもそうだけど)。
なんとも歯がゆい。
この『
555』は、そんな環境で作られた『平成ライダー』の中でも、特に脚本の質が“一般向け”にまとまってる作品です。
2時間くらいの『
SF大作!』なんて言われて出てくる映画(X-○ENトカヨ)に、モノ足りなさを感じてる方には、意外にオススメ。