のりくつ@JUGEM!いわゆるちょろい感想文

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KC信者より 11:44
蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)
蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)
漆原 友紀


これまで扱ってきたモノのうち、半分以上が講談社関連の商品だったことに、ようやく気がついた。

もちろんこれも講談社。

なにか講談社のマワシモノっぽくなってきたね。(´ω`)

蟲師。
まずTVでアニメを目にしてハマって、原作も読みたい!と思ったはじめての作品じゃなかろうか。
それくらい、アニメの方の出来がよい・・・ええ、DVDもほぼ買うツモリでおりますアフェもヨケイに作ったよオレも買うからキミも買え。

妖異・怪異といったモノを“蟲”という記号で構成した物語集。

とはいえ、“怖い”物語集というよりは、どちらかというと怪しい、せつない話の方が多く、昨今の“民俗モノ”にどうもなんだかなぁと思っていたオレにとって目から汗が落ちるほどうれしかったデスヨ。アレとかアレとかアレとかナニだったからねぇ・・・(´ω`)

ある程度柳田翁や折口信夫を思わせる、資料や文献に依る、もしくは読み解いて構成した作品よりも、怪異や妖異を別のカタチで再構成して表現した本作のほうがはるかに良品でした。(ダレのこと言ってるか大体わかれ←オウボウ)

杉浦日向子氏の『百物語』とか、『まんが日本昔話』とか好きなひとに激しくオススメ。

百物語
百物語
杉浦 日向子
| 読了 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
最終巻 15:29
蒼天航路 36 (36)
蒼天航路 36 (36)
蒼天航路 35 (35)
蒼天航路 35 (35)
李 學仁, 王 欣太



10年モノ三国志完結。

1・2巻を同時発売で華々しくスタートし、途中原作者の不慮の死を乗り越え、最終巻も35・36巻を同時に発売させて完結をみました。

カッケー三国志でしたな。

曹操孟徳を主人公とし、演義・正史を参考としてあくまで自己のスタイルで貫き、三国志時代の話ではあれど、曹操の死によって物語は幕となった・・・直前の関羽の最期にまつわるエピソードから話がやたら派手だったが、それにしてもやっぱり曹操の最期で終わりか・・・と思うと、折角ここまで丁寧に描かれた劉備・孫権他の面々がどうにももったいなくてよ・・・曹操没後はすげぇサ――――っと流されちゃったしよ。

いや、これはこれでいいとは思うんだけどぉ。

曹操を主人公に据えることで、演義的な観点から脱却し、そうすることで儒教そのものをテーマとして捉えた話があったり、演義の中に存在するもの・しないものを意識的に再定義していたり(諸葛孔明あたり)、オモロイ話が随所にあったのに・・・
例えば、曹丕、曹植の兄弟の今後とか、2人の人物像をしっかり魅力ある存在として書いてあるだけに、曹操の没後もある程度書いてくれるかと期待していたんだけどね。

まぁ潔い終わりかたともいえる。

引いた伏線もそのままに。
とはいえこれは三国志だ。
ここまで本書を読んでる読者が、すべての伏線の行く末をある程度知っていると言うのも、作者にとってはやりにくいことだったろうとは想像できるしよ。

――――でも今後、増刊とかアフタヌーンとかでちょろっと『張遼伝』とか『劉備伝』とかやるとか、『五丈原の戦い』『夷陵の戦い』やるとか・・・おお、期待できないこともない気がしてきた(`・ω・´) b
| 読了 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
暗示 17:29
レタス・フライ
レタス・フライ
森 博嗣


なんかもう、森博嗣と高田祟史ってどうしてこう筆が早いのか・・・森博嗣は前々からそう思っていたが、高田祟史もカナリ筆早いよね。

なんかこの2人のことばっかり書いてる気がするんですけど(´ω`)

年に1本書くか書かないかっていうペースなのに、出版社に詰められてキレた挙句に「いいですよ出しても?草稿は確かにあるし?全然推敲たりてないけど?」なんてヘイキで言っちゃう作家もいるってのに・・・

まぁ、読者だって出ると思ってナイヨ? ○極○彦だしね?

そういや3人ともメフィスト賞関係者だわw

で。
当初、すっかりエッセイ・Web日記関係かな、と思って手を出すツモリのなかった本書。
なんでそう思ったかと言うと・・・直前に「フラッタ・リンツ・ライフ」っていう未刊行の本のタイトルを頭に入れてた所為だと思われる。
・・・エッセイ・Web日記だと、別の本のもじりでタイトルつけたりするじゃないさ。
本書もすっかりそうかと。
騙されるところだったよ。(←勝手スギ)

んで、今回は。
講談社のノベルシリーズ本線の、懐かしいキャラクタが何人か・・・というか、読んでて「あ、この人ってあの作品の・・・」と思う人物が出てきます。
んでも。
思った人物の名前が、一度たりと作品中に名前を明記されないという。

この作者らしい仕掛けといえばいえる・・・

んで、ウチでちょっとした議論になったのが、2作目の短編「檻とプリズム」。
オレはこれはあの人のことだと思うのだけれど・・・

| 読了 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
近況気味に 16:45
レタス・フライ
レタス・フライ
森 博嗣

QED神器封殺
QED神器封殺
高田 崇史

今読んでるのはこの2冊。
どちらも当初は買うヨテイなかったんだけど・・・
レタス・フライは「日記モノかな?後回しでいいかな?」と思ってた。どんなかな〜と、本屋でペラペラめくってみて、たまに出る講談社ノベルシリーズの関連短編集だって気づいて即購入。
QEDも前回が特殊な作品だったんで、そろそろオレの中の購入リストから外れかかってたんですが。
パラパラとめくろうとしたら作中に袋綴じ部分があって、思わずほほと財布が緩んだ次第(←ナンカジジクサイ表現w)。

まぁ読み終わったら・・・と思ってるうち、火曜日飛ばしちゃったし。
まだ読み終わってないよママン orz


実は他にも、まだ未購入なんだが、
日本怪奇小説傑作集2
日本怪奇小説傑作集3
ちょっと浮気してる間に完結しちゃいやがった・・・((;゚Д゚)アワワ

そして
NINJA GAIDEN
NINJA GAIDEN
あー、記事書いたの去年の10月だったか・・・
週3〜4時間ペースなんだがまだおわってねぇ。ヽ(`Д´)ノ
行ったりきたり行ったりきたり逝ったりきたり・・・

無駄に一つのステージ何週もして、それなりのタイムでるまでやってるの。ステージ理解するのに2週くらいまわって、敵の性質理解して、死なないように、なるべくカコよくクリアーするために試行錯誤して・・・やっと後3ステージのとこまできたじぇw

ちょっと楽しみすぎやねw
| 本のこと | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
実はドッグファイトの描写の内容がほとんんどわからない罠 14:49
ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven
ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven
森 博嗣


読み終わった・・・ので、作者HP行ってみたら、もうシリーズ4作目『フラッタ・リンツ・ライフ』が書きあがってるんだそうで。
10日ほどで書き上げて、ちょっと寝かせてから推敲ですってよ。
『εに誓って』も5月発行に向けて1月中には書き上げ、その他に3月に一本書き下ろしをやるんですってよ。(作者HPより)

で、よくよくHPみてたら、別ページで日記ブログ再開してるし、それ読んでると(というかその日記自体、かなり厚みのある内容になっているんだが)どうも・・・?・・・確か大学講師が本職だったはず・・・と思ってたら、昨年3月に退職なさっていらした。

一読者としては、この人のように読むべき文章が多いのはうれしい限り・・・のはずだが、読み手が追いつかないほど(一応『F』初版からのファンです、ワタシ)の文章量にちょっと泣かされ気味。

大学を退職された、については、Wikiにいって調べたわけですが。
ときどきあるWikiの叙情的な記述に思わずちょっと泣かされてきました。あえてリンクしないので行ってご確認ください。
| 読了 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
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