のりくつ@JUGEM!いわゆるちょろい感想文

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12/31 21:06
ヘッド博士の世界塔
ヘッド博士の世界塔

10月に開設した当ブログ。
最初は単に「JUGEMでブログ持ちたい!」という不思議な理由ではじめて、当初はただブログポータルとしての使用感を確認する作業だけのツモリが、アフェリエイトの扱いがラクなのと、『中途半端だが扱いやすくて軽くて、比較的なんでもできる』ところに惹かれてCDや本の感想文に特化したブログに変え、週1〜2回の更新を基本線にして・・・

おかげさまで、12月ひと月のページビューが1000アクセスを超えてしまいました。

(´゚ω゚):;*.':;ブハッ

ありがたいやら恥ずかしいやら;

12月最後はヘッド博士の世界塔
ずっとどこかでやりたかったんだけど、どう書いても上手く書けなくて・・・確かにフリッパーズ・ギターは素晴らしかったけれど、これは・・・

最初に聞いたのは10年以上前なのに。
いまだに何曲かは常に持ち歩いてるし、PCの中には入れっぱなしだし。

時期的には1993年の作品で、この頃からサンプリングの手法がじょじょに一般化していく。リリース当時は、そのサンプリングによる方法論に対する賛否があったりもしたが・・・「90年代のサージェント・ペパーズ」という評価は、90年代がグランジ・オルタナの時代だったこともあって、非常にわかり安い評価になってると思う・・・

虚無的な詩の内容、サンプリングによる元ネタばりばりの音。いまだに『奈落のクイズマスター』でクラクラする俺。

――――柔らかい指で 暖かい手で ゆっくり揺らしてゆるく指きりをした
壊れそうな程 美しい日の ending、ending僕は憶えている
雪がそっと僕を包む 僕はだんだん眠たくなる
広い宇宙の点と線を僕はだんだんつなげてゆく――――
| 音楽 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
数奇者 18:09
へうげもの 1 (1)
へうげもの 1 (1)
山田 芳裕


年末の出版ラッシュに疲れてきました。
しかも、どういうわけか今年の年末は欲しいマンガが同時期に発行されることが多くて・・・買おう、と思ってたマンガが全く同じ日に6冊出てたときには、さすがに6冊まとめて買うのもどうかと思って、本屋をわけて3冊づつ買ったという・・・

なにやってんだろね・・・
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

しかも。
最近、夜中にやってる『蟲師』と『アカギ』っていうアニメが面白くてしょうがねぇ。
この年になってアニメにはまるとは思わんかったが、ひさびさに見てなかったことを後悔してしまう。『蟲師』は原作読んでないんだけど、『アカギ』の方は原作読んでいたから、まぁいいや、と思ってたのが大間違いで、あの世界をアニメにしちまうとコレが面白くて、つくったヤツがえらいんだろうが、あの絵がもたらす、独特の異様な空気を見事に作り上げてて・・・また『蟲師』はこれがまた、べたっとした色の塗りとか音の構成のしかたとか、・・・
なんでこうもマンガづいてるかといえば、小説の方で「おもしれー」とか「かっけー」とかいうものがなかなか・・・「文章を読みたい」と思えば、いきおい明治・大正・昭和初期〜中期のものに戻っちゃって、なーんか最近のが読む気がしねぇ・・・とはいいつつ、森博嗣の『ダウン・ツ・ヘブン』はノベルに落ちたのをサイワイとソッコーかって読み出したのはいいがビモーに話の流れがアタマから抜けてて、どうしよう、もう一回アタマから読み直すか・・・

まぁ、少々の努力でほしいものが手に入る、今時の数奇者はしあわせだね、っていう話。(←なげぇ振り)

んで、肝心の『へうげもの』ですが。
羽柴秀吉がやたらカッケーとか、山田さんの世界とか線とかがこうも時代物に合うとは思わんかったとか色々あるんだが・・・

表紙にね?シールが貼ってあるんですよ。
印刷物にシールを貼る、ということがどの位タイヘンかわかっている身としては、なぜシール???と激しく思うわけで・・・

しかもこのシール、丸い

丸いということは、その天地を目で見て合わせなければいけないわけで。これを講談社刊の発行部数の多いシロモノでやる・・・まさか手貼りかなぁ・・・手貼りかもなぁ・・・思わず透かして裏になんか書いてあるのか確認したけど・・・

とりあえずは、この本を読んで、そのシールについて色々考えてしまってくださいな。
超オススメ
| 本のこと | comments(3) | trackbacks(0) | posted by のりふ
いや、まだ買ってないんだけどね? 17:04
ジュースボックス
ジュースボックス

Winampちょろちょろしてて新作PV発見。
・・・いかすやん?

んで、アルバムいつだ!とチェックしたら、

2006/01/01ってナニ(`ω´)

・・・って、ひょっとして手に入っちゃうんだろうか・・・昔と違って、大きいデパートとかフツーに営業しちゃってるし。

まだシングルしか聴いてないんであれこれ書く気もないんだけど。
さしあたり、PVはカコイーとクサーの境界ギリギリって感じだね(´ω`)
いままで見た限りでは12:51のPVが一番好きだったヒトからの意見ですが。ちょっとずれちゃったかな・・・
| 音楽 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
長寿漫画 14:35
はじめの一歩 74 (74)
はじめの一歩 74 (74)
森川 ジョージ

おばけボクシング漫画。
連載第1回目に、なーんとなく目をつけてずっと読みつづけて・・・

まさか74巻までくるとはねぇ。

連載終わるタイミングはいくらでもあったように見えて、主人公とライバルの再試合が、2巻に2試合目が行われて以来、74巻めのいまだに行われていないのがミソか。

ライバルって言えるのかソレ・・・

ちなみに最近の連載で、また引き伸ばされそうな雰囲気になってきたわけで。ってことはまだまだ続くんだね、と妙な安心をしてしまう。

それにしても、今ちょっと調べたら第1巻の発行は1990年2月だってよ。もうすぐ16年・・・うはぁ・・・年くうわけだよオイ。
付け加えてこの16年、連載のペースと単行本の発刊ペースが変化していないのもすごい。
漫画のクォリティもさほど落ちてないし・・・しかしそれでも、長く格闘モノやってる弊害として、この漫画も「強さのインフレ」といわれるモノに絡め取られている部分があったり、ところどころ、辻褄の合わないところもあったり。

とはいえ、最近になって連載時のコマ割が、あきらかに単行本化を意識したものになっていたり、今回の第74巻で完結する沢村×間柴戦の顛末といい、微妙な変化が見られるような・・・?
| 読了 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by のりふ
冬のマーケット 11:12
クローム襲撃
クローム襲撃
ウィリアム ギブスン,
浅倉 久志,


アマゾンに『クローム襲撃』の表紙画像入ってない・・・(´ω`)
ニューロマンサー』の表紙も変ってないし・・・人気ないんか・・・
甲殻機動隊』や『マトリックス』が売れた時期にも、とくに力いれて売ろうとはしなかったってことか。

サイバーパンクで知られる、ウィリアム・ギブスンの唯一の短編邦訳集。
初めて短編『クローム襲撃』を読んだのは、1984年当事に買ってた雑誌『OMNI』。(いい雑誌だったんだが`89年に日本版休刊。合掌)
クローム、サイバースペース、カウボーイ、オノ・センダイ、それに各種のルビ付き単語で覆われた邦訳は、読みづらいったらなく・・・のに、その単語そのものの魅力や作品そのもののドライブ感がとにかくたまらん。
読みすぎて、手元にあるのは3冊め。

表題作『クローム襲撃』、現在のゲームシーンをそのまま髣髴とさせる『ドッグ・ファイト』、映画“JM”原作の『記憶屋ジョニィ』と並ぶ中でも、『冬のマーケット』は隠れた名作・・・だと思ってたら、ちっとも隠れてないでやんの。

20世紀SF (5)
20世紀SF (5)
中村 融, 山岸 真

こちらのアンソロジーでこの時代の表題になっちゃってます。
本屋でこの本を見つけたときには、見つけてうれしい反面、独り占めしたい、教えるのが勿体無い気になって複雑な気持ちに・・・
人間ちいせぇな、オイ(笑。

廃棄物の海、眠りの王たち、外骨格(エグゾスケルトン)の女・・・
ギブスンの作品のなかでも、もっともグロテスクで美しい話。
唸るギブスン節の文体を、浅倉久志氏が見事に翻訳してます。
「冬だな・・・」
と思って先日久々に読んだ。
相変わらず、泣ける――――

――――リーゼは鉛筆のように細いポリカーボンの補綴器官に支えられて、おれの前に立った。その目をのぞき込むと、彼女の神経連接部(シナプス)の回転音、ウィッズが彼女の脳の全回路をひらくときに発する、ありえないほどかん高い悲鳴が聞こえるような気がした――――


| 本のこと | comments(1) | trackbacks(1) | posted by のりふ
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