アイ,ロボット
アイザック・アシモフの『
われはロボット』とは別物・・・とは言わないまでも、“Suggested by-”とエンドロールで書かれている通り、3原則などが用いられている程度で、『
そういう世界でのウィル・スミスのSFアクション』と位置付けて見るのが正解かと。
と思ってみれば、わりと楽しい1本。
そりゃ、古くからのハードSF者にとっては、いろいろ言いたいことはあるんだろうけどさ。
『近未来ロボットSF』って観ると、器用に2時間でハナシもまとまってるし、CGもわりとタノシイし、わりと器用にいろんな役をこなすウィル・スミスの魅力も出ていて、個人的にはちょっとした佳作って感じ。
ビルを這い登ってくるロボットの群れのシーンとかけっこう怖かった。
コレだけCG駆使して佳作っていわれるのもどうかとは思うが・・・
ただ、作品としてのすっきりとしたまとまり具合に、子どもの頃にテレビで観た、題名も思い出せないほど古いSF映画達のような気持ちよさがなんとなく。
CGの駆使のされようの割に、不要なスケールの大きさを感じないというかね。
CGのロボット然としたサニーも悪くはなかったけど、あの時代のように“人間そっくりのロボット”として、役者にやらせても面白かったかもね。
蛇足1:
レンタルビデオ版で見たんですが・・・レンタル版に限って、アメリカのTVドラマ『TRU Calling』の第1話が入ってます。オトク?
蛇足2:
アイ,ロボット "サニー" ヘッド付 コレクターズBOX
やりすぎじゃね?(* ゜Д ゜)σ