猫本
こなみ かなた
よくある企画モノなんですが、講談社が調子いいおかげなのか、書いてる作家陣がとんでもないことになってます。
本のメインは『
ちー』のこなみかなたで、
萩尾望都、諸星大二郎、山下和美、近藤ようこ、やまだないと、いくえみ綾、漆原友紀、ジョージ浅倉、えびなみつる・・・
しかも、ほぼ全員書き下ろし。
出版社の調子いいときに企画物アンソロジーやると、時として奇跡のようなすごい執筆陣があつまることがあるんですが、これもその好例。
知ってる作家が1〜2人しかいない、で敬遠してしまうのはカナリもったいないです。
知らない作家に触れられるのが、アンソロジーの醍醐味かと。
個人的には、初見だった
えびなみつるがはげしく気になりました。
10年前。
やはり、当時絶好調だったアクション編集部が作った雑誌、
麒麟様。
物持ちいいことに、まだ持ってます。
だって内容古びてないんだもん。ちょっとしたジマンやね・・・
吉田戦車、原律子、岡崎京子、諸星大二郎、近藤ようこ、花輪和一、山田芳裕&末田雄一郎・・・
そういや、山田芳裕を初めてみたのもこれだったな。
というところでもういっかい。
へうげもの 2 (2)
ようやく買えました。
密かに気になってたのは、前回の表紙に用いられていた丸いシール。(
参照)
書店で手にとった時に、「
あっ。なくなってる」
写真で表紙を見る限りでは貼ってあるんですが、実際には帯に丸いシールのデザインが印刷されているだけで、表紙の帯の下部分にはシールは存在せず。
「うわ、やめちゃたんかな・・・オレ深読みしすぎたのかしらん」
とか思いながら、表紙をめくってみると、
帯の折り返しに貼られているのを発見。
どういうことだ?と思い、帯を外してみると、どうも表紙デザイン的に貼るスペースが無かったもよう。
それでも帯折り返しに貼るんだな、と思うとちょっとにやけた。
ちょうど貼るべきスペースに、発行者情報とかの文字が入っちゃって・・・どうなんだろう、そこに
意図せず文字が入ってしまったのか、それとも、この意匠そのものが意図されたものなのか・・・
それとも、こんなとこ深読みしてるのオレだけ?